エイガの整備ミス発生率VS飛行機事故発生率を勝負してみた。

今度、久しぶりに海外旅行に行くことになりまして、久しぶりに飛行機に乗ります。

私は飛行機が苦手でして、いつも墜落したらどうしようかと考えちゃいます。

私は今まで何度か20回ほど飛行機に乗ってきて、今のところ墜落事故は一度もございません。(だから生きてるねん)

でも毎回乗るたびに飛行機事故したらどないしよって考えちゃいます。

ネットの調べによると、実際には飛行機はかなり事故確率は低いので、地球で一番安全な乗り物として言われていますが、

どれだけ安全なのか、どれだけの事故確率なのか興味があり、確率を出しているサイトがあったので調べてみたところ、

航空機の墜落事故発生率は20万5552分の1 

= 0.00048%

え、少なっ!!  

じゃあ、ほぼ墜落しないってことだね。 安心しました!!

でもね、年間通して飛行機事故が発生したニュースをちょくちょく見るし、飛行機って落ちたらさようならですやん。

だから不安になるし、飛行機墜落発生率はもっと限りなくゼロにしてほしいと思います。

2023年から墜落ゼロパーセントにしてほしい!! 

航空機の整備士さんは本当大変だなと思います。

やはり取り扱う乗り物が違えど同じ整備士として 私自身も興味があったため、このようなブログを書かせていただきました。

そこで、今回のテーマは私自身の過去の車整備を実施してきて、どれだけクレームが発生したのか、一回確率を出してみたいと思います。

そして私の整備ミス確率飛行機の事故確率を比較して、


整備士 将太。 炭治郎になりたい

VS

飛行機 

どちらの方が確率が少ないか、勝負してみたいと思います!!!

まず、わたくし橋本将太(以下:私という)の簡単な経歴として、

2007年 高校3年生 栄花の当時在籍していた整備の補助としてアルバイト始める

2010年4月 BMW正規ディーラー 入社 

2013年8月 有限会社 栄花 に入社 ~現在

本格的に2級整備士として整備を始めたのが、2010年BMWディーラーからスタートのため、そこから計算とする。

社用車も整備の件数として含む。

1日の平均作業台数→4台とする (忙しい時もあれば暇な時もあり、平均とって4台とした)

月の平均休み→8日とする(有給はとったことないので)

4台×22日=月88台

そして、1台の平均作業項目を4項目とする。(車検時にもっと作業をやることもあるが、オイル交換のみで入庫することもあり、平均をとって4項目とした)

(例)オイル交換、Fパッド交換、プラグ交換、ベルト交換で4項目 

1日16項目の作業 × 22日 =  月352項目

年間で 352×12 = 4224項目 

では、2010年4月 ~ 2023年4月まで13年間 

4224×13年 =54912項目の作業項目を実施したとして、失敗のルールをあらかじめ申し上げると

①交換した項目に対して、納車後3日以内にその交換項目関連の警告灯が点灯したパターン、

②交換した項目に対して、納車後3日以内にその交換項目関連が原因でエンストしレッカーとして運ばれたパターン、

③交換した項目に対して、納車後3日以内にその交換項目関連が原因で交通事故が発生したパターン

以上の規定をふまえ、確率を計算してみたいと思います。

<パターン1> 交換した項目に対して、納車後3日以内にその交換項目関連の警告灯が点灯したパターン

  記憶と管理システムの履歴により判断し、過去5回くらい 

→ 5/54912 = 0.0091%

<パターン2>交換した項目に対して、納車後3日以内にその交換項目関連が原因でエンストしレッカーとして運ばれたパターン

2011年に冷却ホースバンドつけミスにより1回 2017年にベルトかけミスにより1回 、2018年にダイナモ交換ミスで1回 計3回

→ 3/54912 = 0.0054%

<パターン3>交換した項目に対して、納車後3日以内にその交換項目関連が原因で交通事故が発生したパターン

 3日以内の連絡や来店によるクレーム通告はないため、0件とみなす

→0/4224 = 0%

以上

<今回の結果>

私の整備ミス発生確率 VS 飛行機の墜落確率

パターン1 0.0091%  VS  0.00048% 飛行機の勝利

パターン2 0.0054% VS  0.00048% 飛行機の勝利

パターン3  0%   VS  0.00048% 将太の勝利

よってトータル  1-2 で飛行機の勝利ということでした。

負けて悔しいですが、私も本当にもっと車1台1台をきっちり丁寧に整備をし、ミス確率を減らしていけるように頑張っていきたいです。

飛行機って本当に安全な乗り物なんですね。